ヘイルブレードとフリートが一時欠落
8月12日に公開されたパッチ26.16の公式ノートでは、当初、ルーンの項目からヘイルブレードとフリートフットワークの変更が抜けていた。事前情報に含まれていた弱体化が見当たらなかったため、Redditでは「ヘイルブレードの弱体化は取り下げられた?」との質問が投稿された。
これに対し、Riotのゲームデザイナーとして知られるKevin “GreaterBelugaWhale” Huangは、変更は取り下げておらず、パッチノートから誤って漏らしたようだと回答。フリートフットワークの変更についても指摘が続き、公開直後のスレッドでは「秘密のパッチノートか」「QAがピークだ」と皮肉る反応が上がった。
ヘイルブレードは序盤弱体化、フリートは回復強化
追記された変更内容は次の通り。ヘイルブレードは近接チャンピオンの序盤性能を抑えながら、AD・APを積んだ後の伸びを強くする調整。フリートフットワークはスケーリングを変えず、基本回復量を全レベルで引き上げる純粋な強化となる。

ヘイルブレード
- 近接の攻撃速度
120%→90%- 遠隔の攻撃速度
- 60%変更なし
- 追加確定ダメージ
4~20→2~20- 増加AD反映率
8%→12%- AP反映率
6%→10%
近接の瞬間的な攻撃速度と序盤の基礎ダメージは低下。一方、増加AD・APの反映率は上がるため、装備が整った後のダメージは伸びやすくなる。

フリートフットワーク
- 基本回復量
10~130→15~160- 増加AD反映率
- 近接10%・遠隔6%変更なし
- AP反映率
- 近接5%・遠隔3%変更なし
基本回復量が序盤は5、最大時は30増加。AD・APの反映率はそのままで、ハラスを受けるレーンでの維持力が直接強化される。
Riotは、ヘイルブレードの瞬間的な強さが序盤の極端なローム環境を後押ししていると説明している。序盤の力を抑え、レベルや装備が整った後に伸びる形へ移す変更だ。サポートの早期ロームを抑えるパッチ26.16の方針とも一致する。
フリートフットワークは反対に強化される。基本回復量が10~130から15~160へ上がり、序盤から終盤まで耐久力が増す。増加AD・APの反映率は変わらず、Riotはハラスを受けるレーンでの回復手段として選びやすくする狙いを示している。
公開後に追記、変更自体は実施へ
現在の公式ノートには、フリートフットワークの回復量増加とヘイルブレードの調整が並んで掲載されている。今回の問題は変更の撤回ではなく、公開時の記載漏れだったことになる。
ただし、パッチ適用前後のプレイヤーにとって、公式ノートは変更内容を確認する中心的な情報源だ。とくにルーンの変更は複数のチャンピオンやロールへ影響するため、一時的な欠落でもビルド判断や事前評価に混乱を生む。公開後の指摘で修正された一件は、パッチノートの正確性そのものに注目を集める結果となった。
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